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令和6年7月17日 インド菩提樹の様子

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  令和6年7月17日(水曜日)インド菩提樹の様子 インド菩提樹を5月の連休に地植えしましたが、その後あまり変化がなく暫く足踏み状態でした。 それが7月に入りこの猛暑で急に成長し出しました。 そして枝も良く伸びます。去年は切れば枯れるような気がしてそのままにして置いたら、上え上えと伸び枝分かれしませんでした。 今年は伸びすぎる枝は順次切っています。切れば葉の付け根から枝がまた伸びます。一本の枝を切れば新しい枝が三本位出ます。 葉が茂ってくれば益々ボリュウムが出てきます。 去年も7月から9月にかけて信じられないくらい成長しました。 熱帯植物のインド菩提樹は猛暑は大好きです。 ただし強い日差しで葉が焼けたり縮んだりします。 当寺ではインド菩提樹は太陽にガンガン当てて育てています。 インドや東南アジアでは強い日差しの中で元気に成長しているそうです。 日焼けしてもすぐに新しい葉が出てきます。 去年も出来るだけ太陽に当てるようにしました。 日に当てた方が葉が肉厚で丈夫なように思います。 それと5月の連休にインド菩提樹の種まきをしましたが、芽が出ませんでした。 恐らく5月では温度がまだ不足していたと思います。7月の猛暑の今なら芽が出たでしょう。 また同時に挿し木をしましたが、細く青い枝は2割くらいしか育ちませんでした。 根が出ても植え替えて陽に当てると黒くなって萎びてしまいました。 太い枝は葉が良く出たのですが、掘り起こすと根が全く無いか、短い根が数本出たくらいです。 これは裏庭に地植えしました。育つかどうか。 表境内のインド菩提樹の根元にお釈迦様の人形を置いています。 この樹がお釈迦様ゆかりの木であることを知って頂く為に置いています。 訪れる人が不思議そうに見ています。

令和6年7月8日 の萩の様子

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 令和6年7月8日(月曜日)の萩の様子 昨年同期の写真と比べてこんなものかなと思います。 しかし去年は不作でした。しかも開花が遅れました。 昨年9月16日に「萩振る舞い」を始めましたが、花はチラホラ咲きです。 例年なら9月10日~13日頃に萩を公開します。 他の萩の名所も開花が遅れました。作物は天候に左右されます。 2008年に「萩振る舞い」を始めたころと明らかに気候が違います。 まだ7月上旬なのに体温を超える真夏日です。 熱中症で多くの方が病院へ運ばれています。 植物も影響を受けます。 それと萩は寿命が短いです。それで毎年挿し木をして弱った株を新しい株に更新しています。 しかし2021年1月に山門から地蔵堂まで参道を修復しました。そして2022年2月に門出八幡宮を建立しました。 その時に工事の都合で参道の萩が取り除かれました。 それで新しい株を土と共に入れ替えました。 結果、2023年は稀に見る大豊作で参道が通れないくらいでした。 以後、萩の更新植替えを怠っています。 植物は正直です。手を抜けば直ぐに結果に表れます。 来年は萩の挿し木と植替えに励みたいと思います。 今年は昨年より高温になるとテレビで言っています。 今から9月の「萩振る舞い」の様子は分りませんが、どうなることやら。

令和6年7月2日(火曜日)先日、付属桃山小学校2年の皆さんが見学に来られました。

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 令和6年7月2日(火曜日)先日、6月19日京都教育大学付属桃山小学校の2年生の皆さんが勝念寺を訪れました。 その数日前に電話があり小学校2年生が来られ何かお話しをと言うことでした。 その時は軽く引き受けましたが、後で悩みました。 月に何回か団体が来られます。おおかた勝手に来られてガイドさんが説明して帰って行かれます。 寺はノータッチですが、たまにお話をと言われます。 その時は10分程度なら地蔵堂の前で話すか30分程度なら本堂内で椅子に座ってもらって話します。でも相手は大人です。 お年寄りやせめて中学生以上なら大丈夫ですが、小学2年生は初めてで、なんとお話しして良いか見当がつきません。 第一、釜敷地蔵尊の「敷(しき)」が今は「敷く」と言うのかな、下敷きは使うのかなとか余計な心配をしました。 生徒さんといろいろ話しているうちに織田信長て知ってると聞くと皆さん手をあげて知ってる知ってると元気なお返事。 安心しました。また手を挙げて元気な質問を一杯受けました。 小学校2年生になんと答えたら良いか、分ってもらえるか。 また思いがけないストレートな質問に戸惑いました。 先生の日ごろの御苦労が偲ばれます。 本堂内で閻魔様の所で奪衣婆のお話しをしている時、一人の生徒さんが知ってると声を上げました。他の生徒さんも知ってると答えました。 死んだ人の服を取って木の枝に掛けるんやと言いました。驚いて何で知ってるのと聞くと、アニメにあると答えました。 奪衣婆については今の大人でも知ってる人は少ないと思うのにアニメの力は大きいです。 後は境内に出て門出八幡宮の鈴を鳴らしたり、地蔵堂でマニ車を回したり体験してもらいました。 それで本日、生徒さんから丁寧な御礼の手紙を先生に届けて頂きました。 有難いことです宝物にします。 住職の年齢から正に孫のようなかわいい生徒さんの訪問で楽しいひと時を過ごせました。 なお今はプライバシーなど敏感で、特に小さなお子さんの写真など難しいです。 御許可を頂いて配慮して写真を載せています。