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平成27年 お精霊送り

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平成27年8月16日(日曜日)  お精霊送りを行いました 各家に迎えた御先祖様の諸霊を、あの世へと送り返す行事を 「お精霊送り」と呼んでいます。 京都では御先祖の精霊を「おしょらいさん」と呼んでいます。 お盆に各家に迎えた「おしょらいさん」を、 仏壇や盆棚等にお祀りして、お膳や野菜など、 さまざまな食べ物をお供えして 供養し、 16日に下げ、以前は川に流すなどして 精霊とともに、あの世に送り返していました。 今は環境問題の為、お寺や集会所でお供物を集めています。  当寺では地蔵堂の前にお供物を納めてもらっています。 車で遠くから来られる方もあります。 人から聞いて、道を尋ねて来られる方もあります。 今年の夏は特に厳しい暑さでしたが、 ここ2、3日朝は涼しくなり楽になりました。 萩も大分茂ってきました 鹿の子百合がまだ咲いています。 彼岸花が芽を出しています 秋明菊が咲きだしました 秋が近づいています。

平成27年盂蘭盆施餓鬼会を行いました

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平成27年8月2日(日曜日)盂蘭盆施餓鬼会を行いました 連日正に茹だるような暑さの中、 大勢の方がお詣りに来てくださいました 本堂にエアコンを入れているのですが、 暑さと人で中々効きません。 例年お盆の法要には、閻魔法王自作霊像を前に出して、 御開帳をしているのですが、 脇侍の司録・司命像の塗りの剥落が見られた為、 脇檀に据え付けの儘、 閻魔法王の厨子の扉を開けることにしました。 此れからもずっと伝えて行かなくてはならない為、 やむおえないと思います。 また同時に多羅観音も御開帳しました。 法要の後には、施餓鬼檀の前で、ウランバナの話をしました。 餓鬼道に落ちた目連尊者のお母様を救う為、 一切の衆僧に供養して、 餓鬼道の苦悩から解放された。 これが盂蘭盆会の起源となった事などお話しました。 境内では、日差しが強く、 仏様に供えた花もすぐに、 萎れてしまいます。 しかし、もう彼岸花や萩が咲いています。