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令和4年6月24日 二十七回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。

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  令和4年6月24日(金曜日)二十七回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。 早いものでもう6月。一年の半分が経ちました。 6月14日京都は梅雨に入りました。6月になると「夏越の祓」が各地で行われます。 当地伏見の産土神御香宮でも大きな茅の輪が設けられ多くの人が潜ります。 「茅の輪くぐり」は日本神話に由来する神事で無病息災を祈ります。 また紙の人形・形代で体の悪い処を撫でて息を吹きかけ水に流したり焚き上げたりします。 自分の体の穢れを人形に移して川に流して厄を払います。流雛の原型でしょう。 この時期、京都では「水無月」という「ういろう」の上に小豆をのせた和菓子を食べます。 「水無月」は氷を現わしており蒸し暑い京都の夏を涼しそうな「水無月」を食べて無病息災を祈ります。 「夏越の祓」は半年間の穢れを清めて厄災を払う神事で、暑い夏を迎えるこの時期、ものも腐りやすく疫病が流行ることが多かったため、厄払いと無病息災のために行われる行事で先人の智恵です。 今はコロナの感染者も減っているようですが、8月に入れば夏休みや盆休みで人出も増え再び感染者が増えるのではないかと心配されています。 この6月から心を引き締めて暑い夏を無事過ごせるように健康に注意しましょう。