投稿

10月, 2022の投稿を表示しています

令和4年10月24日 三十一回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。

イメージ
 令和4年10月24日(月曜日)三十一回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。 朝夕は寒いですが日中は晴れるとまだ温かいです。朝と昼と温度差があります。風邪をひきやすくなります。 新型コロナの第7波が収まりつつあります。しかし早くも第8波の話が出ています。 この冬には、新型コロナは夏を上回る感染拡大が生じる可能性があり、さらにインフルエンザも流行し、より多数の発熱患者が同時に生じる可能性があると言われています。 一方で規制の緩和が進んでいます。 新型コロナの水際対策が11日から緩和され、入国者の上限が撤廃されたり個人旅行が解禁されたりするなどコロナ禍前の状態に戻ることになります。 観光支援策の「全国旅行支援」や外食需要の喚起策「Go Toイート」が開始されました。 人が動かなければ経済が停滞します。人が動けばコロナが流行る、ずっと同じことが繰り返されています。 テレビで見ると欧米ではスポーツ観戦など多くの人が集まってマスク無しで騒いでいます。 これは、欧米では新型コロナに自然感染した人の数が日本と比べて圧倒的に多く、多数の人が亡くなった一方、免疫を獲得した人が少なくなく強い免疫を持つ人も増えていると考えられているからです。 しかし現実はヨーロッパではコロナの感染が拡大しています。 この波がいずれ日本にも押し寄せるだろうといわれています。 しかし以前よりは重症化が少なくなっています。感染の主流になっている「BA.5」に対応するワクチンの接種が開始されました。 コロナ治療薬も承認や開発がされています。 第7波は行動制限を伴わずに乗り越えつつあります。 少しずつ状況は改善されています。コロナ渦を乗り越えるには時間が必要です。 後もう少しです。

令和4年10月23日 十夜会法要を勤めました。

イメージ
  令和4年10月23日(日曜日)十夜会法要を勤めました。 十夜法要は念仏中心の法要です。 当寺では例年双盤を打ち百万遍念仏を称え数珠繰をしています。 しかしコロナが流行りだしてから3年前より数珠繰を中止しています。 今年はコロナが大分治まってきたので数珠繰が出来るかと思ってのですが、やはり気にする人は階段の手摺や電車のつり革を持つのも嫌という方がおられます。 そこで今年は中止して来年こそは皆で安心して数珠繰をしたいものと思います。 法要の後はお念仏についてお話ししました。 元祖法然上人は一枚起請文で理屈をこねずにただ一向に念仏をしなさいとお示し頂きました。 現代はとかく何でも論理で正当化しょうとします。 しかし論理に振り回されて本来の目標とは別の所に向かうことがあります。 仏教は智恵の宗教とも言われ、とかく理屈ぽくなりがちです。 その為、お経を論理的に追及していくと仏様の教えとは別の方向にいくこともあります。 そこで「法句経」七仏通誡偈で「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」(諸々の悪をなさず多くの善を行う、そうすれば自ずと心は浄まる、それが仏の教えである)と仏教の基本を示して戒めとしています。 法然上人も「理屈をこねずに仏を信じてただ一向に念仏すべし」と教えておられます。 素直な心でお念仏申したいものです。 外は萩を刈り取りスッキリとした庭になっています。 八幡様の周りにホトトギスとツワブキそしてシャガを植えました。 今はホトトギスの青い花がもう少しすればツワブキの黄色い花が、そして春にはシャガの奇麗な花が咲きます。 細やかですが季節を感じる庭にしていきたいと思います。 時々覗いて下さい。

令和4年10月9日 勝念寺における令和4年京都浄土宗寺院特別大公開を無事終了しました。

イメージ
  令和4年10月9日(日曜日)勝念寺における令和4年京都浄土宗寺院特別大公開を無事終了しました。 10月8日(土曜日)・9日(日曜日)の二日間 勝念寺の宝物を公開しました。 コロナで中断して3年ぶりの公開です。本当に公開出来るのか不安でした。ネットで公開を案内するのも公開直前でした。 結果来られる方はコロナ以前よりは少ないですが、しかし思っていたよりは来て頂きました。どっちやねん!今日も雨の中を来て頂きました。 勝念寺の場合、当寺だけに来られる方も多いです。 また事前に当寺のHPなど見られて来られる方も多いです。 多羅菩薩を信仰している方、また真言・天台の密教系の大学で修行をしていて多羅の行法を目指す方など特に多羅観音を拝観される方がおられます。 日本で古い多羅菩薩をお祀りしているのは当寺だけと聞かれて来られます。当寺の様な小さい寺は公開日以外は非公開です。 狭い本堂で一時間ほどおられる方も、また独特のお経を唱える方もおられます。ともかく熱心なお方が多いです。 今までは拝観に来て頂いたお方一人一人に寄添って説明していましたが、今回は感染が心配なためプリントを置いて取っていただく様にしました。 しかしプリントでは文字数に限界があるのでついつい補足説明で後ろから声掛けをしました。 毎回来られていた方もおられます。境内が変わっていることに驚かれていました。特に寺なのに大きな鳥居が建ったのには色々質問を受けました。 江戸時代以前は多くの寺院に鎮守社として神社が祀られていたこと。 門出八幡宮は開山貞安上人が織田信長公より賜ってのち当寺開創以来お祀りしていること。 また昔は「門出八幡宮家内守護所」のお札を配り旅立ちの安全、家内安全などをお祈りされたことをお話ししました。 以前は地蔵堂にお祀りしていましたが、この度境内に社を設け鎮守社としてお祀りすることとしました。 今年の大公開も無事終了しました。出にくい処をよく来て頂きました。 また色々教えて頂き御縁を頂き感謝します。楽しいひと時を過ごさせて頂きました。有難うございました。