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令和5年9月28日 の「萩振る舞い」

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  令和5年9月28日(木曜日)の「萩振る舞い」 「萩振る舞い」も残りわずか、明後日30日で終わります。急速に花が咲き進みました。 10月1日より順次刈り取ります。刈り取りの間は境内立入禁止です。 先ずは愛犬家の皆様に御協力を頂きまして篤くお礼を申し上げます。 何せ境内が狭く、ペットであれカメラマンであれ長時間場所を占領されると色んな方が迷惑をします。 萩を見る方だけでなく、当寺は釜敷地蔵尊にお参りの方や秋のお彼岸にあたり檀家さんがお墓参りに来られます。 様々な苦情が出てまいりました。そこで止むを得ずの処置です。 以前犬を飼っていましたので住職は犬嫌いではありません。 色んな方にお寺に来て頂きたいとの願いから、後先を考えず狭い庭に萩を植えた住職が一番悪いのです。 しかし萩のお陰で多くの方に勝念寺が知られ、萩が御縁で釜敷地蔵尊にお参りの方が増えました。 ところで今年の「萩振る舞い」は異常な暑さでした。もうこの異常気象が当たり前になるかも知れません。 日本の四季が夏と冬の二季になって、春と秋の美しい日本の風景が無くなるかも知れません。 萩は草冠に秋と書き「ハギ」と読みます。秋を代表する花です。 万葉の頃から愛されてきた花が見られなくなるかも知れない思えば寂しくなります。 思わず萩を刈り取る手が止まります。でも後のことを考えれば刈り取らねばなりません。 何故か花の終わりかけ、刈り取る時分の方が門から見れば良く咲いているように見えます。 せっせと刈り取る姿は無慈悲な和尚に見えるでしょうね(笑) 他の萩の名所は所によって葉が黄色く紅葉するまでおいておかれる所もあるようです。 当寺のような狭い庭では葉が散ってえらいことになります。 刈り取った後はサッパリした蛙の寺をお楽しみください。

令和5年9月24日 の「萩振る舞い」

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令和5年9月24日(日曜日)の「萩振る舞い」 「萩振る舞い」は午前8時より午後4時までです。 早朝より8時まで、又は午後3時以降に水やりをします。 ご注意;今年から「萩振る舞い」は「ペット撮影禁止」になりました。 各方面から苦情があり、止むを得ず「ペット禁止」にします。 萩の花も後半に入ってきました。花の見頃はおよそ2週間です。 今年の「萩振る舞い」は皆さん汗を拭きながらシャッターを押しておられます。 今年は暑さで咲くのが遅かったので終わるのも遅いかと思っていましたが、咲き出すとやはり暑さで咲き進むのも早いみたいです。 花の終わりは例年通りかも知れません。 ところで前回、萩は朝寝坊ですと書きましたが、萩は夜に葉を閉じて寝ます。 来られた方にお話しすると驚かれます。 これは「就眠運動」といってネムノキやオジギソウなどマメ科の植物の特徴です。 萩は夜に葉を立てて寝ます。ただし寝つきの良い子や何時までも葉を広げている悪い子もいます。 昼間に枝を手で除けようとして跳ね返って顔に当たるヤンチャな子も夜になると葉を閉じて寝ると思うと愛おしくなります。 夜の花は半開きで、眠りにつく途中でしょうか。翌日咲く花なのか散る花なのか分かりません。 萩の花も近寄って見れば桜やバラに比べて不思議な形をしています。 見ようによっては蘭の花の様にも見えます。 萩は色んな姿を見せる魅力的な花です。 そして「萩振る舞い」は今月30日で終わりにします。 やはり今後のスケジュールや体力的なことを考えると今月いっぱいとさせて頂きます。 刈り取る時期はお天気や咲き具合を見てお知らせします。