令和6年12月11日 インド菩提樹の冬支度を行いました。
令和6年12月11日(水曜日)インド菩提樹の冬支度を行いました。 12月も中旬に入りすっかり冬の気候になりました。 インド菩提樹の久々の投稿です。 境内の地植えのインド菩提樹に梱包材のプチプチを巻きました。 去年の最初の冬越しは程度が分からず幹に巻いてさらに外側に風除けに棒を立ててプチプチを巻きました。 お陰様で全員無事に冬を越せました。しかし過保護だったように思います。 試験的に全く保護せずに小さな挿し木苗を地植えしたところ無事に冬を越せました。 まあ暖冬だったお陰でしょう。予報では今年の冬は去年より寒いらしいです。 今年も保護せずに何本か地植えしています。 それと浜木綿(ハマオモト)を地植えしています。 これは住職の先祖の出身地和歌山県日高の海辺でハマユウが自生しています。 それで数代前の住職が境内に地植えして白い彼岸花のような花が夏の夕方に咲いて良い香りを漂わせていました。 住職の子供の頃にも思い出があります。 しかし寒さに弱く何回か冬に絶えています。現住職になって一度耐えました。 それで去年からまた新しい株を植えて今年の夏に白い花を咲かせて良い香りを放ちました。 今回、菩提樹と同じくプチプチを巻いています。 裏庭にも大きな菩提樹の株が2本と挿し木した株を植えています。 ここは日当たりが良くすくすくと育っています。同じく養生しています。 最近お参りの方が境内奥のインド菩提樹の所に来られて「インド菩提樹」「お釈迦様の木」の標識を見られて手を合せる方を時々見ます。 インド菩提樹を植えて良かったなと思います。 それで来年はもっと目につきやすい門出八幡宮の所にインド菩提樹を植えようと思い、本堂に大きな株3本を準備しています。 去年に本堂内で冬を過ごしたインド菩提樹は幹をプチプチで巻いていましたが、堂内は真冬でも最低5度しか下がらず、今年は何もしていません。 これも強力な寒波が来るようならプチプチを幹に巻く予定です。 温暖化の影響で従来の日本の花が育ちにくくなっています。 しかし当方は寺なのでお釈迦様に所縁のある熱帯植物のインド菩提樹を育てられるのは有難いことだと思います。