令和3年6月24日新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました

令和3年6月24日(木曜日)十五回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。 朝方は涼しいですが日が昇ると蒸し暑い日が続いています。地蔵堂は土蔵造りになっており換気が悪く拝んでいても衣の中は汗が滲みます。 比べるものではありませんが釜敷地蔵尊も地獄で釜に茹でられてさぞ熱いことでしょうが、我々苦しんで生きている人のために災厄を一身に背負い身代りになって下さっています。 身代わりとは「抜苦与楽」とも言い、他人の苦しみを抜き除いて楽にしてあげることです。これは偏に私たち一人一人の幸せを願ってのことです。 コロナ終息の祈願もこの釜敷地蔵尊の尊い願いや功徳にあやかってのことです。 仏様にお願いをするだけでなく、我々もマスクや手洗いなど予防の出来るだけのことはするようにしましょう。 「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。また西洋には「天は自ら助くる者を助く」という言葉があります。 成すべきことを成して後は神仏にお願いをすると言うことです。 ワクチンの接種も進んできました。住職も今月下旬に一回目来月中旬に二回目を打つ予定です。 ワクチンが普及してくればコロナもある程度治まってくるでしょう。 今はコロナばかりに気が行っていますがこれからは大雨や台風の季節です。 いくらでも心配事はあります。