投稿

2025の投稿を表示しています

令和7年4月23日(水曜日)KBS京都テレビが取材撮影に来られました。

イメージ
  令和7年4月23日(水曜日)KBS京都テレビが取材撮影に来られました。 KBS京都・BS11共同制作『京都浪漫 悠久の物語』「京の通称寺めぐり~釘抜地蔵・だるま寺・かましきさん・粟島堂」 放送日時 ◎ BS11  :6月 9日(月)20:00~20:53枠 ◎ KBS京都:6月 1日(日)21:00~21:55枠 ◎ KBS京都:6月15日(日)21:00~21:55枠 再放送 ※5年間の内10回再放送 ※日本国内地上波テレビ局、海外放送局での放送もあり ※YouTube Tverによる見逃し配信もあり 今回は「京の通称寺めぐり」ということで勝念寺の通称名「かましきさん」釜敷地蔵尊の紹介と寺の由緒や信長公より賜ったと伝わる閻魔像や多羅観音の撮影と説明です。 今日は生憎の曇り時々雨。そんな中、間を縫って境内など外を撮って頂きました。 住職が地蔵堂前で勝念寺の由緒や釜敷地蔵尊、本堂内で閻魔法王、多羅観音について一生懸命お話しさせて頂きました。 時間や話の構成で頭がこんがらがり噛みまくりました。編集やナレーションに置き換えて上手くして頂けるでしょう。 初のテレビ出演ということで緊張しました。ディレクターの方の微に入り細に入りのアドバイスで何とか住職がカメラの前でお話しさせてもらいました。 閻魔像など小さな仏像は接写やアングルを変えて丁寧に撮影して頂きました。 実物を見てもよく見えない仏様がテレビの大きな画面で見れば感動ものだと思います。 この後テレビ局が編集し、さらにナレーション原稿やテロップ原稿も後でチェックさせてもらえるそうです。 お話しがあった時YouTubeで同番組を見させてもらいましたが真面目でシッカリした番組でした。 これなら安心してお任せできます。 釜敷地蔵尊の足元のお釜や閻魔法王・多羅観音もカメラが近づいて撮って頂きました。 檀家さんにも日頃見られない仏様を見て頂く為にお知らせししようと思います。 また宝物公開に来られた方もより詳しく仏像を見ることが出来ます。 この放送で多くの方に勝念寺を身近に感じて頂ければ有難いと思います。

令和7年4月6日(日曜日)令和七年 釜敷地蔵尊供養会を行いました。

イメージ
  令和7年4月6日(日曜日)令和七年 釜敷地蔵尊供養会を行いました。 朝方は雨が降りましたが法要の時はお天気になってきました。 お詣りのお方もまずまずです。 平成24年(2012)に第一回釜敷地蔵尊供養会を始めてもう13年です。 そもそもこの供養会を始めようと思った切っ掛けはお札です。 文政年間(1818-1830)に当寺第十四世諦誉義禅上人の師僧 京都二条専念寺第十七世 順阿隆円大和尚より釜敷地蔵尊及び閻魔法王自作霊像の版木が贈られてより、釜敷地蔵尊のお札が広く配られました。 特に第二次大戦下 兵隊さんの家族が身代釜敷地蔵尊の御札を鉄砲の弾除けのお札として授かりに来られたと聞いています。 その時に当時、弾丸除けのお守りとしてよく使用されていた「サムハラ」のお札も付けていたそうです。 それで予てより釜敷地蔵尊を再び多くのお方にお参りに来て頂きたいとの思いより、200年前の版木から住職が手刷りして業者にお札として仕上げてもらいました。 このお札は住職の思いが詰まっています。よってこの供養会の法要の中心はお札を浄めることです。 このお札は手間暇が掛かっています。 しかしお参りに来られる方はこのお札はどうするのですかと聞かれます。大黒柱かお仏壇に祀って下さいと答えます。 うちは大黒柱も無いし仏壇もありません。もっと小さい身に着けるようなお守りがありませんかと言われます。版木が造られた当時は考えられない答えでしょう。 やはり時代は変わってきます。時代のニーズに合わせることも必要でしょう。 戦時中この釜敷地蔵尊の御札は折りたたんで小さくし、弾丸除けのお守りとして「サムハラ」のお札も付けて兵隊さんが身に着けやすくしていたのも頷けます。 今回も多くのお方に来て頂きました。色々なお話を聞かせて頂きました。 お陰様で御縁が出来ました。感謝します。