令和7年8月2日 盆施餓鬼法要を勤めました。

 


令和7年8月2日(土曜日)盆施餓鬼法要を勤めました。




この猛暑で仏花や盛物が持ちません。



本堂はコンクリート造りで日中はサウナ状態で夜になっても室温が下がりません。


やむ負えず前日からクーラーがつけっぱなしです。



盛物も以前は果物や施餓鬼檀はカボチャや薩摩芋を供えていましたが、今は果物はゼリーでワカメやシイタケの干物です。



この気候で従来のやり方が変わってきます・



法要のあとは、釜蓋朔日(かまぶたついたち)という言葉があります。




正月16日とお盆の7月16日は閻魔の斎日とされ、地獄の釜の蓋も一年に二度は開いて地獄の鬼も仕事が休みとされます。




冥土から御先祖様の霊が帰ってくる日とされます。

また当地方ではお盆の法要と施餓鬼法要を併修します。

施餓鬼とは餓鬼に施しをすることです。




この様にいうと御先祖様が地獄道や餓鬼道におられる様に思われます。




しかしそうではなく地獄道や餓鬼道に落ちた人を法要によって救うことで、その功徳を極楽の御先祖様に回し向ける(回向)することです。

この様なお話をしました。

境内ではインド菩提樹がこの暑さでますます元気に葉を茂らしています。






どんどん枝を切っています。特に鉢植えのものは小さくこんもりとなるように盆栽仕立てに刈っています。




ハギは順調に枝を伸ばしていますが、秋の花付が心配です。去年も枝は茂ったのですが暑さで花付は悪かったです。

赤花芙蓉が良く咲いています。これは暑さには大丈夫です。



ただ水やりが遅れると葉が萎れます。毎日水やりに追われます。





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