令和七年度 秋の宝物公開をします。

 令和七年度 秋の宝物公開をします。



京都浄土宗寺院特別大公開(浄土宗京都教区教化団 主催)に参加しての公開です。




令和7年10月4日(土曜日)~ 5日(日曜日)共に午前10時より午後3時まで



当日は織田信長公より賜った宝物を公開します。

「かましきさん」の通称名をもつ釜敷地蔵尊(地蔵堂の外からの拝観になります)




開山貞安上人が安土宗論に参加し勝利を得て織田信長公から褒賞として賜った霊宝多品の内その代表とする閻魔法王自作霊像




近年チベット仏教の仏像とわかり俄に注目を集める多羅観音菩薩像(緑多羅菩薩)




その他、門出八幡神像、聖徳太子像、貞観彫刻様阿弥陀如来、など織田信長公より賜ったと伝わる仏像を公開します。






住職が若い頃40年前には古い檀家さんへお参りに行って、お年寄りに「勝念寺に織田信長から貰った仏像がある」といっても信じて貰えませんでした。



勝念寺みたいな小さな寺が織田信長と関係があるはずがないということです。



どうすれば信じて貰えるか、いろいろ調べてネットに書き込んで、それを大学の研究者が見られて論文を書いて頂いたりしました。



それを元に京都市の駒札を立てて頂いたり、テレビで放送して頂いてようやく信じて頂けたかなというところです。



でも第二次大戦前には織田信長より賜る釜敷地蔵や閻魔法王など地域の書物に書いて頂いてそれなりに知られていたみたいです。



住職の子供の頃に年寄りから昔の勝念寺のことを聞かされていましたが、残念ながら戦後の地蔵堂は仏具を詰め込んで物置のようになっていました。



お墓参りの檀家さんも地蔵堂を素通りして行くのを見て再度昔の賑わいをということで頑張ってきました。




また昔の様に多くのお方にお参りに来て頂きたいと願っています。



この宝物公開もその一環です。








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