平成27年彼岸会法要を行いました
平成27年3月22日(日曜日) 彼岸会法要を行いました
朝はひんやりしても、ドンドン温度が上がって暖房を消しました
先日の雨で梅の花は全て落ちました
白モクレンも暖かさで一気に咲きました
今年は椿が良く咲きました
日曜日と良いお天気で、遠くからもお詣りに来て頂きました
法要の後、織田信長公より開山貞安上人に賜わったと伝える、
金銅多羅観世音菩薩坐像(天竺仏)を初めて檀家さんに公開し、お話しました
戦国時代に外国との交易が盛んなころ
この像が異国よりもたらされた仏様と思われます
今まで、此の観音像がどの様な仏様か判らなかったので
御厨子に納まった儘でしたが、調べてみると大変貴重な仏様と分かりました
チベット仏教で「緑ターラ像」という、観音菩薩の涙から生まれた
チベットの人達に大変信仰されている仏様です
詳しくは、こちら金銅多羅観音菩薩坐像へ
十一面千手千眼観世音菩薩と生まれ変わっても、
なお全ての苦しんでいる衆生を救いきれないと流された涙より
右目から白ターラが、左からは緑ターラが生まれました
多羅菩薩は観音様の手伝いをして、観音様と共に、
苦しむ衆生が如何なる所に居ようとも探し出し、
あらゆる方法で救済されます。
チベットで造られた、新しい緑ターラ像の前立仏
(当寺の四百年前の多羅観音像と同じ姿、同じ手の印相です)
先日ネパールで造られたマニ車を地蔵堂の前に設置しました
筒の中に、お経が入っています
廻せばお経を称えたのと同じ功徳があります
お詣りされた方が楽しく廻しておられます