萩の見頃について
萩の見頃について、お問い合せが多数来ていますのでお答えします。
今年の萩ではありません |
これは当寺での例年の参考です。
今年の咲き具合を保証するものではありません。
◎ 萩の咲き始めは9月10日頃です。
◎ 萩の見頃は9月中旬です。
(但し年により、気候によりずれます)
◎ 当寺の萩は種類も多く、また場所により日当たりも異なるため、
一斉に咲くことは有りません。
地蔵堂の左側(西側)、深山萩、ダルマ萩、
そして江戸絞り萩が早く咲きます。
「萩振る舞い」で門を開放した時にはかなり咲き進んでいます。
逆に武蔵野萩は遅いです。さらに琉球萩は10月に咲きます。
錦萩系の赤花萩の開花を基準に門を開放しています。
◎ 見頃になれば、このブログやFacebook、Twitterでお知らせします。
※ 萩の花は、桜のように三分咲き五分咲きと、
徐々に咲いていくものではありません。
ブドウの房の様になって、元より先の方に順次咲いていきます。
※ 雨の日や曇りの日は咲くのを休みます。
雨の次の日が晴れて穏やかになると、
休んだ花も一斉に咲きます。
したがって、その日によって咲き具合は大きく異なります。
◎桜の花のピークは一つですが、
萩の花のピークは幾つかあります。
◎萩の花が満開になれば翌日にはその花は散ります。
また幾日かすれば次の満開を迎えます。
◎その満開のピークが何日か、
また次のピークが何日かは分かりません。
来て見て満開なればラッキーです。
遠目には終わりかけの方が、
花が先で咲いて前に出てくるので満開に見えます。
9月下旬、10月始めには萩を根元から切ります。
冬に地上部は枯れ、春に枝が根元から伸びてくるので、
枯れ枝が邪魔になります。
枯れた枝は硬くて切れません。
例えば、花の咲いている枝は菊の茎を切るようなもの、
枯れた枝は鉛筆を切るようなものでしょうか。
従って花が終われば即切ります。
before |
after |
以上参考にしてください。