令和6年8月2日 盂蘭盆施餓鬼会法要を勤めました。
令和6年8月2日(金曜日)盂蘭盆施餓鬼会法要を勤めました。
普通なら法要の時の晴れは結構なことですが、この連日の猛暑は命の危険もある暑さです。
今日の京都の午後は40度の予報です。
お参りのお方もこの暑さで来れないお方が多いです。
それでなくても檀家さんの高齢化で今迄当たり前にお詣りに来て頂いていた檀家さんが足が痛いのでお参り出来ないと断りの連絡を頂きます。
檀家さんの世代交代が上手く行きません。
もう成人した親子同居はほとんどありません。
子供さんも成人すると就職や結婚で遠くに行かれます。
中には外国に住んでいる方もおられます。
家業を親子孫が継いで同じ所に住むことはほとんど無くなりました。
檀家をつないでいくことが難しくなりました。
法要の後はこの異常気象を我々個人はどうすることも出来ない。
この気候に我々が合していく他はない。
もう昔の常識は通用しなくなりました。
住職の若い頃はクーラーは体に悪い。夏は暑いのが当たり前。
無理に冷やせば風邪をひく。
しかし今はもうそんなことは言っていられません。
命にかかわります。我慢せず適切にクーラーを使いましょう。
さてこの暑さで元気なインド菩提樹を植えたことをお話ししました。
昔は熱帯植物のインドン菩提樹は日本で育たないので葉が似ている別種の木を菩提樹として寺院に植えられました。
今は温暖化の影響で日本でも熱帯植物のインド菩提樹を育てられるようになりました。
お釈迦様がこの樹の下でお悟りを開かれた尊い木です。
仏教寺院でこのインド菩提樹が育てられるようになったことは有難いことです。