令和6年8月16日 お精霊送りを行いました。

 令和6年8月16日(金曜日)お精霊送りを行いました。




お盆にお迎えした御先祖様の精霊を送る行事です。



「盂蘭盆経」にはお釈迦様の弟子 目連が餓鬼道に堕ちた母を救うため七月十五日に衆僧に供物を具えたと説かれています。日本ではこれに先祖供養と習合して精霊棚などを設置して、先祖に供養を行う行事をお盆と呼びます。



この精霊棚にお迎えした御先祖様にお経をあげることを棚経といいます。



棚経に寄せて頂くと以前は仏壇の前に御供物が山と積まれ木魚を叩くと振動でコロコロと芋や茄子が転げ落ちることもありました。



しかし今は万事簡素化してお仏壇の前は普段と変わりません。

まあ御先祖様を大切にする心が大事なのです。




8月16日には御先祖の霊をお送りする精霊送りで精霊棚に備えた御供物を持って来られます。



以前は両手に袋一杯に持って来られましたが、今は小さくなっています。



当寺では地蔵堂の前に御供物を納めてもらっています。



地蔵堂の戸を開けておくと熱心に釜敷地蔵尊を拝んでおられます。



これが御縁で時々お参りに来られる方も増えてきました。






境内では萩が茂って来ました。この夏の猛暑で水やりに追われます。





檀家さんのお盆のお参りに行く前の朝5時過ぎから水やりをします。



開けておくと時々見物に入って来られて水やりに困るので門は閉めておきます。




夕方は檀家さんのお参りで疲れているのと暑さで出来ません。




「萩振る舞い」まで後ひと月です。萩がどれだけ成長するでしょうか






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