平成30年10月勝念寺(かましきさん)宝物の公開
平成30年10月勝念寺(かましきさん)宝物の公開
平成30年京都浄土宗寺院特別大公開
京都にある浄土宗寺院の86ケ寺が特別大公開
公開日 平成30年10月1日から10月28日まで(寺院ごとに公開日や時間は違います)
詳しくは京都浄土宗寺院特別大公開HPをご覧下さい
http://www.jodo-kyoto.jp/daikoukai/

勝念寺(かましきさん)では
10月6日(土曜日)・10月7日(日曜日)
午前10時より午後3時まで
本堂で織田信長公より開山貞安上人に賜る宝物を公開します。
訪れる方の中には伏見勝念寺に織田信長が来たと思っている方が結構おられます。
信長は当寺に来ていません!本能寺の変で信長が亡くなってから当寺が創立されました。
貞安上人が近江安土に居た時に、信長の帰依を受けて種々の宝物を賜りました。
信長亡き後、安土の宝物を貞安上人が伏見勝念寺に移しました。
従って当寺では信長から賜った宝物をお祀りしています。
小規模な勝念寺に織田信長公ゆかりの仏像があるとは中々信じてもらえません。

しかし外部の資料にそのことが書かれています。
先ず元禄9年(1696)に書かれた蓮門精舎旧詞(元禄・享保年間に全国浄土宗寺院の沿革を調査記録したもの)に勝念寺や信長公より賜った閻魔法王像について記述があります。
勝念寺の項に貞安上人が信長父子の菩提を弔うため大雲院を建て同時に勝念寺を開いたこと。
また信長公より貞安上人が閻魔像を賜り、さらに弟子安誉に与えたこと。
大雲院の項に貞安上人が大雲院を建てまた伏見に勝念寺を建てたこと。
近江西光寺の項に信長公の命により安土田中に西光寺を建て貞安上人を開山主にし、寺領の朱印と閻魔像を賜ったことが書かれています。
また、享保12年(1727)浄土門流の総系譜を集大成した浄土伝統総系譜の貞安上人の項に伏見勝念寺を開き弟子安誉を勝念寺二世にしたこと。
そして貞安上人が修学した飯沼弘経寺誌(文政四年(1821)刊)に信長公より賜った閻魔像を弟子安誉が賜り勝念寺に安置したことが書かれています。
以上のことから勝念寺に織田信長公より賜る仏像を祀る証拠になります。