令和2年釜敷地蔵尊供養会を勤めます
令和2年4月8日(水曜日)10時30分より
釜敷地蔵尊供養会を勤めます。
当日は午前10時より午後3時まで
織田信長公より賜る宝物を公開します。
釜敷地蔵尊を供養しお札を配る簡素な法要です。
宗派を問わずどなたでもお参り下さい。
4月8日は「花まつり」につき甘茶接待します。
当寺の釜敷地蔵尊は先々代住職によると第二次大戦前は縁日には境内や丹波橋通りにも提灯を渡して、屋台が出て賑やかであったと聞いています。
その世話をして頂いたのが、丹波橋通り商店街の店主だと思っていたのですが、地元商店の人に聞くと戦前の丹波橋通りには店がほとんど無く、戦後の復興期の時に店が増えて丹波橋繁栄会という商店会が出来たそうです。
住職の子供の頃昭和30年頃は当寺から東200m京阪丹波橋駅まで夜は街路灯が無くても、店の灯りで明るく華やかでした。
当寺から東へ南側にはミシン屋、魚屋、服屋、総菜屋、玩具屋、小間物屋、果物屋、荒物屋、風呂屋、北側にはメリヤス屋、靴屋、お菓子屋、家具屋、下駄屋、駄菓子屋、お茶屋、食堂、そして両替町通より東は店がさらに続き賑やかでした。
今は店が少なくなり住宅街になっています。当寺から西は今はスーパーがありますが昔は酒蔵と倉庫でひっそりしていました。
従って戦前は組織的な商店会は無く、釜敷地蔵様の世話は地元商店街の人達ではなかったみたいです。