「サムハラ」の護符 追記


「サムハラ」の護符 追記




昨日「サムハラ」の記事をUPしたところ、ネットで「サムハラ」の第2文字「ム」の右の字が、当寺は「台」になっていますが




第2画の点が無いのが正しいのではないかと指摘がありました。
早速ネットで調べたところ、点が無い「ム」が大部分でした。




しかし既載の渡邉 一弘先生の論文を見たところ、江戸時代には「台」の字や「合」の字があり、明治期まで「台」の字が使われていたようです。
日中戦争前に田中富三郎という人が「サムハラ」信仰を大々的に広めました。この人が広めた「サムハラ」が点が無い「ム」でした。




当寺の「サムハラ」がなぜ「台」になっているのか分かりません。
なにせゴム印ですので戦時中の時流に乗って急いで作って間違って「台」になったのか、

江戸時代からの相伝が有って「台」になったのか分かりません。





いずれにせよ歴史の一コマを現す物として大切に保存していきます。
















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