令和4年3月1日「釜敷地蔵尊供養会」を今年も中止することに決めました。
令和4年3月1日(火曜日)例年4月8日に勤めている「釜敷地蔵尊供養会」を今年も中止することに決めました。
令和2年にコロナ流行のため止む無く中止しました。今年で3年連続の中止です。
御承知のようにオミクロン株が猛威を振るっています。
さらにステルスオミクロンが流行るかも知れない、第7波があるかも知れないと言われています。
4月の感染状況は分かりません。
それとは別に現在、境内整備の一環として本堂東側に鎮守社を造る工事をしています。
寺院の鎮守社とは寺や伽藍を守護する神様を祀るお堂です。
江戸時代以前はこうした鎮守社が多くの寺院で造られました。
しかし慶応四年・明治元年(1868)の神仏判然令(神仏分離令)により神仏習合の慣習を禁止し、神道と仏教、神社と寺院とを区別することを求められました。
その結果廃仏毀釈など起こりましたが、近年神社に僧侶が詣でたり寺院に神職を招いて法要を修することが行われています。
勝念寺には織田信長公より賜わると伝わる「門出八幡宮」が祀られています。
詳しいことは何れお話しますが、この鎮守社の工事が4月上旬から中旬までかかります。
このため狭い境内が散らかっており一般の方にお参り頂くことが出来ません。
依って今年も4月8日の「釜敷地蔵尊供養会」は住職のみで行い、一般の方の参拝は中止させて頂きます。
同時に行っている宝物の公開も中止させて頂きます。