令和5年12月7日 インド菩提樹の冬囲いを行いました

 令和5年12月7日(木曜日)インド菩提樹の冬囲いを行いました。




7月にインド菩提樹のポット苗を境内に地植えしました。

鉢植えよりも地植えの方が地熱を利用できるため根が氷らずに済むのではないか。




地上部が寒さで枯れても温かくなれば地際から新芽を出すのではないか。

ネットの知識ですが試験的にポット苗を植えました。




ネットで見れば戸外で地植えされている所が結構有るようです。

京都市山科区に日本新薬山科植物資料館があります。




ここで温室で栽培していたインド菩提樹の鉢植えを戸外に出して、防寒などの処置を施さず越冬試験を行ったところ、すべての葉が落ち幹も枯た。

ところが5月に根元から小さな新梢が出て夏を越え秋になると、樹高50㎝の主幹になった。




これらから推察するとインド菩提樹は地植えして幹を布などで巻いて防寒してやれば、京都市の山科区では越冬しそうな気がする。と書かれています。

同じ京都市でも山科は盆地で寒いです、これに比べて伏見区は南の平野部で温かいです。これに勇気付けられて地植えしました。




しかし最低気温が一桁になると寒風を避けるため11月下旬に梱包材のプチプチで囲いました。

さらに12月の入ると木の幹もプチプチで巻きました。




いささか過保護のような気もするのですが、地植えした責任上何とか無事に冬を超してもらいたいものです。




本堂の鉢植えは葉も青くそのまま変化がありません。外気に比べて5度~7度室温が高いです。




水やりは3週間目に1回やりました。やはり鉢の乾きが遅いです。




気温が0度近くになればプチプチで幹を包帯の様に巻いておこうと思っています。




先月切った枝は水に漬けたまま変化無しです。根も芽も出ていません。しかし枝が青いので何とか生き延びています。




何せ初めての経験です。特に冬越しが最大のハードルです。ネットで見るとインド菩提樹は熱帯植物ですが意外と耐寒性があり枯れたようになっても温かくなると新梢が出てくる。生命力が強い、とあります。この言葉に期待します。














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