令和6年1月元旦(月曜日)お正月

 

 明けまして

   おめでとうございます


  幸多き一年を迎えられますよう

   心よりお祈り申し上げます

         令和六年 元旦



「正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」


 

この言葉は頓智で有名な一休禅師がお正月に髑髏の付いた杖を持ち、正月に飾る門松を冥途の旅の一里塚と見立て、この言葉を唱えながら「ご用心、ご用心」と町中を歩き回ったそうです。




少し理解しにくいですが、昔は年齢を「数え年」で数えました。生まれた時に1歳と数え、以後正月元旦を迎えるごとに1歳年を取るという考え方です。



従って正月は誕生日に関係なく皆一斉に1歳年を取る、すなわち死期に一歩近づくということです。

お正月で浮かれているどころではない、正に「ご用心、ご用心」というわけです。




正月早々縁起でもないですが、一休禅師が世の無常、命のはかなさを訴えておられます。

同時にこの世に生を受けた尊さ、一日一日を大切に生きることを訴えておられます。



テレビを見ても明るい話題は少なく気が滅入る話ばかりです。

それでも生きていかなければなりません。




色々なものに不安をあおられますが、惑わされず、目的をもって一生懸命生きていくことが大切です。



さて、当地では暮れの寒波には夜間氷点下になり、庭は薄い氷が張りました。

本堂のインド菩提樹は何事もなかったように緑の葉を着けています。




境内の地植えのインド菩提樹も今の所変化無しです。一先ずやれやれです。




しかし2月の節分時分が一番寒いです、まだこれからどうなるか分かりません。




境内のロウバイは大分花が咲いてきました。良い香りを周囲に漂わせています。





もうカメラを手に観に来られています。




そして境内にまた風車をたてました。以前にも風車を立てて多くの人を呼び込みましたが、強い寒風に吹かれて良く回りすぎて壊れました。



今度は厚めの羽根で、回転が少し鈍いものに変えました。そして風の当たりを考えて高さを低くしました。

再び多くの方を呼び込んでくれることを期待しています。












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