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平成30年9月13日の萩

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平成30年9月13日の萩 例年ならばそろそろ「萩振る舞い」として門を開放して皆さんに萩を見てもらう頃なのですが、萩に元気がありません。 夏の暑さと乾燥で枯れた萩もあり、枯れた萩は切り取りました。 残った萩も枝の本数が少ないです。 例年今頃なれば枝が伸びて、歩くのにも邪魔になり萩を手でかき分けて通る道も、今年はスイスイ通れます。 いつもは萩に隠れるカエルさんも良く見えます。 花も遅いです。雨の日が多いからでしょうか。 彼岸花は順調に咲いています。土の中でじっと暑さに耐えて来たのでしょう。 赤花芙蓉が寂しい庭を彩っています。 挿し木も今年は上手くいかず、10ポットほど残りました。 これから挿し木でじっくり増やしていきます。 今年は「萩振る舞い」として門を開放してよいものか悩んでいます。

平成30年9月4日の台風21号の被害について

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平成30年9月4日の台風21号の被害について 遅ればせながら、この度の台風及び地震等の被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。                                                合 掌  勝念寺 平成30年9月4日の台風21号は当寺におきましても地蔵堂の屋根、山門の戸板、また庫裏の瓦に被害が及びました。  もっと大きな被害を受けられた方々に比べれば、この程度で済んで良しと心得るべきでしょう。 地蔵堂は記録によれば文禄四年(1595)創立と記されています。記録が正しければ約420年ほど前のものです。 その間、屋根や建物を補修した記録がありません。壁土は落ちてトタンで覆い、屋根も傷んでいました。 そこに今回の台風です。よくこれだけの被害で済んだなという気持ちです。 地蔵堂は土蔵造りで瓦の下はかなりの瓦土が置いてあるそうです。屋根の葺き替えは手間が掛かり、かなりの費用になるみたいで大変です。

平成30年お精霊送り

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平成30年8月16日(木曜日)お精霊送りを行いました。 お精霊とはお盆にお迎えした御先祖様の霊のことで、京都では「おしょらいさん」と呼びます。 お盆の間、我が家にお迎えした御先祖様の霊を様々なお供物で供養し、16日に帰られる時そのお供物を納めに来られます。 以前はお盆の棚経(お盆のお参り)に檀家さんに寄せていただくと、お仏壇の前に溢れるほどにお供物が盛られていました。ササゲ、さつま芋、茄子、トウモロコシ、ほうずき等、大きな蓮の葉に盛られていました。 更にお膳やお菓子など所狭しとお供えされています。16日にそれらを大きな袋に入れて両手に下げて納めに来られました。 今はお仏壇の前も普段と変わらない様になってきました。皆さん忙しいのでしょう。 萩の葉が一段と落ちています。今年の萩は諦めました。 先日ツアーの会社からお問い合わせがありました。今年はこの暑さにやられてダメです。他の萩の名所はどうなっているのでしょうか。 白萩は残っていますが、目立つ赤萩が枯れているみたいです。これから挿し木で補充するにも回復に数年かかりそうです。 萩の不作を補うかのように相変わらず赤花芙蓉が元気に咲いています。

平成30年盂蘭盆施餓鬼法要を勤めました

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平成30年8月2日(木曜日)盂蘭盆施餓鬼法要を勤めました。 外は記録的な猛暑であらゆるものがぐったりと疲れています。 暑さでお参りに来られない方もおられました。 冷房はかけているのですが、お経を称える僧もお参りの檀家さんも疲労が見えます。 法要の後は施餓鬼についてお話ししました。 植物も熱中症です。葉が焼けたり、黄色く変色しています。 特に萩は葉が落ちて、枝だけになっているものもあります。 この様子では今年の萩は残念なことに成りそうです。 こんな中、百合や芙蓉は綺麗な花を咲かせています。