令和4年8月16日 お精霊送りを行いました。

 令和4年8月16日(火曜日)お精霊送りを行いました。




お盆は御魂まつりともいい、お盆の期間にお迎えした御先祖様や亡くなられた方の霊をお膳やお供え物で接待をし、そして御送りする行事です。




昔はお盆のお参り(棚経)に寄せて頂くとお仏壇の前に御供物が山のように供えられていました。




蓮の葉の上に薩摩芋やトウモロコシ、茄子やササゲ(大角豆)ホウズキなどの野菜や素麺や団子、蓮の花の形をした砂糖菓子そしてお膳など所狭しと供えられています。




木魚を叩く振動で供物が転がり落ちることがありました。



そのような御供物を16日にお精霊送りとして紙袋に両手に下げて持って来られます。



お盆に纏わる行事は地方や各家庭により異なり、お供えするお膳の献立も日により決めておられる家もありました。



今は御時世でしょうか万事簡素になりました。



しかし御先祖様を尊び感謝する心に変わりはないと思います。



16日は大文字の送り火です。ここ2年コロナにより規模を縮小して実施されましたが、今回は3年ぶりにすべての火床に火が灯されます。



境内の萩は益々枝が伸び、来られる方の邪魔になるくらいです。



8月16日の時点で此れだけ茂っている萩は最近見たことがありません。




去年から参道の整備や門出八幡宮の建立に伴い。挿し木だけでなく購入した新しい萩の株も植えてボリュウムが増しています。




9月の「萩振る舞い」の頃には華やかな景色が見られると思います。





9月「萩振る舞い」どうぞお越し下さい。










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