令和6年7月2日(火曜日)先日、付属桃山小学校2年の皆さんが見学に来られました。

 令和6年7月2日(火曜日)先日、6月19日京都教育大学付属桃山小学校の2年生の皆さんが勝念寺を訪れました。



その数日前に電話があり小学校2年生が来られ何かお話しをと言うことでした。

その時は軽く引き受けましたが、後で悩みました。



月に何回か団体が来られます。おおかた勝手に来られてガイドさんが説明して帰って行かれます。

寺はノータッチですが、たまにお話をと言われます。

その時は10分程度なら地蔵堂の前で話すか30分程度なら本堂内で椅子に座ってもらって話します。でも相手は大人です。

お年寄りやせめて中学生以上なら大丈夫ですが、小学2年生は初めてで、なんとお話しして良いか見当がつきません。


第一、釜敷地蔵尊の「敷(しき)」が今は「敷く」と言うのかな、下敷きは使うのかなとか余計な心配をしました。



生徒さんといろいろ話しているうちに織田信長て知ってると聞くと皆さん手をあげて知ってる知ってると元気なお返事。

安心しました。また手を挙げて元気な質問を一杯受けました。



小学校2年生になんと答えたら良いか、分ってもらえるか。

また思いがけないストレートな質問に戸惑いました。

先生の日ごろの御苦労が偲ばれます。



本堂内で閻魔様の所で奪衣婆のお話しをしている時、一人の生徒さんが知ってると声を上げました。他の生徒さんも知ってると答えました。



死んだ人の服を取って木の枝に掛けるんやと言いました。驚いて何で知ってるのと聞くと、アニメにあると答えました。

奪衣婆については今の大人でも知ってる人は少ないと思うのにアニメの力は大きいです。



後は境内に出て門出八幡宮の鈴を鳴らしたり、地蔵堂でマニ車を回したり体験してもらいました。




それで本日、生徒さんから丁寧な御礼の手紙を先生に届けて頂きました。

有難いことです宝物にします。

住職の年齢から正に孫のようなかわいい生徒さんの訪問で楽しいひと時を過ごせました。




なお今はプライバシーなど敏感で、特に小さなお子さんの写真など難しいです。

御許可を頂いて配慮して写真を載せています。









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