令和6年9月5日 令和六年度 秋の宝物公開をします。
令和6年9月5日(木曜日)令和六年度 秋の宝物公開をします。
本年10月5日(土曜日)~6日(日曜日)共に午前10時より午後3時まで
織田信長公より賜わる閻魔法王自作霊像及びチベット仏教の緑多羅菩薩(多羅観音)その他宝物の公開です。
京都浄土宗寺院特別大公開(浄土宗京都教区教化団 主催)に参加しての公開です。
宝物の公開は京都浄土宗寺院特別大公開より前の平成24年(2012)4月8日に第一回釜敷地蔵尊供養会を開催した時より行っています。
釜敷地蔵尊供養会を行うにあたってお地蔵様の法要だけでは誰も来ないだろうと思い宝物の公開も同時に行いました。
現に今でも午前中の供養会に訪れる人は少ないですが午後の宝物公開には結構来られます。
この宝物の公開は戦前にも先々代住職の時も行っていました。
それどころか美術館や博物館にも貸出展示を行っていたそうです。
戦後先代住職の時も数回行っていました。
これは地区仏教会の催しを当寺で行った時に、涅槃図や法然上人行状絵図など主に絵画掛軸を主に展示していました。
今は絵画文書類は劣化の恐れがあるので展示していません。一部閻魔法王尊縁起などコピーで展示しています。
先代住職(住職の父)の時、宝物公開を見た総代さんが常時公開して色んな人に来てもらったら良いのにと言ったら父が色よい返事をしなかったそうです。(笑)
まあ管理や運用面の煩わしさを考えての事でしょう。
現住職になって昨今の寺離れ檀家離れの風潮が見られる前から、昔の様に檀家さん以外にも色んな方が来てもらえるような寺にしたいと萩を植えたり石のお地蔵さんやカエルを置いたりSNSで情報を発信したり色々やって来ました。
この宝物公開もその一環です。
お陰で結構知られるようになってきて、平日でも来て頂けるようになりました。
中高生や若者からシルバーカー(手押し車)を押したお年寄りまで男女を問わずに来て頂けます。
有難いことだと感謝しています。