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令和6年10月16日 地元商店街「丹波橋繁栄会」の企画に勝念寺も参加しました

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 令和6年10月16日(水曜日)地元商店街「丹波橋繁栄会」の企画に勝念寺も参加しました。 地元商店街「丹波橋繁栄会」の企画 第5回『丹波橋おいしいもんスタンプラリー』に勝念寺も参加しました。 と言ってもスタンプを設置しているだけなのですが。 丹波橋繁栄会の方々がお世話をされています。 「丹波橋繁栄会」HP https://tanbabashi.com/ 10月15日から10月26日の間にスタンプ設置場所を巡ってスタンプを5種類集めて、10月26日に酒蔵「キンシ正宗」の「蔵開き」にスタンプを押したチラシを持ってきた方 先着300人に「おいしいもん」を試食して頂き、アンケートに答えて頂くというものです。 今回の「おいしいもん」は京都ふれあい工房特製 さかえちゃんクッキーだそうです。 勝念寺では釜敷地蔵尊の地蔵堂の前に用紙やスタンプを設置しています。 どうぞ気楽にお越し下さい。 以前は「萩振る舞い」やお彼岸お盆の年中行事の限られた時しか門を開けていなかったのですが、今は境内を整備して日中は常時門を開放しています。 結構色んな方が訪れます。釜敷地蔵尊にお参りする方・花を見る方・写真を撮る方など憩いの場になっています。 此れからも多くの方が訪れるような寺にしたいと考えています。

令和6年10月13日  萩を刈り取りました。

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  令和6年10月13日(日曜日) 萩を刈り取りました。 7日から刈り取ると書いていましたが檀家さんのお参りや雨で9日から刈り取りを始めました。 副住職と二人で刈り取る予定が副住職に用事が出来て住職が老体に鞭打って一人で毎日早朝2時間ほど少しづつ行い時間が掛かりました。 スッキリした境内を御覧下さい。隠れていた石のお地蔵様やカエル達が再び現れました。 芙蓉や黄色い彼岸花ショウキズイセンやシュウメイギクが咲いています。 ようやく秋らしい季節になってきました。朝方は寒い時もあります。 猛暑で萩の花付が悪いです。 温暖化ではなく沸騰化と言われるようになりました。 この暑さは今年だけでなく更に高温になるという予測もあります。 萩は万葉の昔から日本人に親しまれ、本来日本の気候風土に合った植物ですが、流石にこの高温にはついていけず花付が悪くなります。 折角育ててもその本領を発揮出来なければ考えなければなりません。 以前は良く咲いた時は門の外からワッーと声が聞こえたものですが、もう過去のものになりそうです。 暑さに強い植物にシフトしていく必要がありそうです。 当寺は萩にこだわる必要はありません。ただ萩は短期間で大きくなって見栄えも良く門から覗いてインパクトがあります。 本来、色んな人に釜敷地蔵尊にお参りして頂くのに、門を潜って頂く為に花を植えています。 従って萩以外に暑さに強い丈夫な次の候補を探しています。 ところで暑さに強いと言えばお釈迦様の木インド菩提樹は去年の6月に植えて1年以上経ちました。順調に育っています。 流石に熱帯植物ですので今年の猛暑もビクともしません。 どんどん枝を伸ばすので切っています。 インド菩提樹は夏の暑さより冬をどう過ごすかが課題です。 温暖化といっても冬が温かいとは限りません。 それなりの防寒対策が必要です。 まあ去年の冬越しの経験から何とかなりそうです。 ともかく「萩の寺」に拘ることなく人を引き付けるような何かを考えています。

令和6年10月6日 令和六年度 秋の宝物公開が無事終わりました。

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  令和6年10月6日(日曜日)令和六年度 秋の宝物公開が無事終わりました。 10月5日・6日の二日間の土日に宝物の公開を行いました。 今年は猛暑で萩の咲くのが遅く、なんと今が見頃のように咲いています。 今年の公開に来られた方は2倍お得! お陰で門からは入れません。駐車場から入ってもらいました。 年に一度公開の日を楽しみに来て頂くリピータの方もおられます。 公開に来られる方の半数は当寺に萩が咲くのを御存じありません。 秋の公開は萩を刈り取ってサッパリした境内で例年お迎えしています。 それが今年は萩がワッサと茂っています。びっくりされます。 何年もこの寺に来ているのにこんなに萩が咲くのを始めて知ったと言われる方もおられます。 さて今回の公開の解説に緑多羅菩薩の秘密が解明されたと書きました。 これは多羅菩薩は女性の身体を持ったままで成仏するという誓願を発し、これを実現した女性尊とされます。 従って多くの多羅菩薩像は豊かな胸で表現されます。 しかし当寺の緑多羅菩薩の胸が小さいです。 今年4月8日の釜敷地蔵尊の時来られた方から御教示頂きました。 これは15世紀初めに現れたツォンカパ大師のチベット仏教の大改革の影響で仏像の性的特徴を強調することを避けました。 これにより当寺の多羅菩薩の胸も小さく造られました。 しかし現代の多羅菩薩はまた豊かな胸をしています。ツォンカパ大師の宗教改革は一時的なものだったのでしょうか。 この様なことを来られた方に説明しました。 他にも織田信長公がどうして閻魔像を手に入れたか、 阿弥陀如来の腰が曲がっていること、 門出八幡宮の御神体が十二神将の一体であることなどお話ししました。 興味のある方は熱心に聞いて頂けました。 当寺はお陰様で色んな方面のお方に来て頂けます。 釜敷地蔵尊にお参りされる方、多羅菩薩を信仰されている方、閻魔様に興味ある方、 織田信長に興味ある方、或いはカエルや石のお地蔵様また花など写真を撮りに来られる方など。 今年も色んなお方に来て頂けました。新しい御縁が出来ました。感謝します。