令和5年10月8日 秋の宝物公開を無事終了しました。

 令和5年10月8日(日曜日) 秋の宝物公開を無事終了しました。



10月7日・8日 令和五年度「京都浄土宗寺院特別大公開」に参加しての公開です。



今年はメールや電話で宝物の公開に関する問い合わせが多くありました。



多羅菩薩はいつ公開ですか、閻魔さんの御朱印は公開の日に書いてもらえますか、公開に事前申し込みは必要ですか、そしてアクセスなど、今迄問い合わせはありましたがこんなに多いのは初めてです。



これは多く来られるのかなと期待していました。結果去年より多く倍近くに増えました。



多羅菩薩にお参りしたい拝観したいという要望は年々増えてきています。

勝念寺が日本で唯一の古い緑多羅菩薩をお祀りしていることが知られてきました。



常時公開はしていないので日を限定しての宝物公開は欠かせなくなりました。



二十代から中年の女性の方が多いです。チベット仏教を理解して多羅菩薩を信仰されているかどうかは分かりません。



当方にチベット仏教のことを聞かれても分かりません。当寺は阿弥陀如来を本尊として南無阿弥陀仏と称名を称える宗派です。

開山貞安上人が織田信長公より賜った大切な仏様だからお守りしています。



また特に閻魔様をお参りしたいという方もおられます。大体関東の方が多いです。



勝念寺の閻魔様も閻魔様を信仰されている方には知られているようです。



関東には「閻魔参り」の風習があります。



関西では観音様やお地蔵様をお参りすることはあっても特に閻魔様をお参りする人は少ないです。




やはり関東は武家の気風があるのでしょうか。




今年も色んな方に来て頂きました。楽しい語らいが出来ました。御縁が出来ました感謝しています。



反省点があります。前から気になっているのですが、先に来た人に説明をしていると後から時間差で来られた方が取り残されることです。




先に来た人と一緒に聞いて頂ければ、後から来た人に初めから説明出来るのですが、どこかに行ってしまわれます。



説明を短くして、興味ありそうな人だけ詳しくと工夫はしているのですが中々上手く行きません。




ところで境内は萩が刈り取られサッパリした庭になりましたが、例年今頃咲いている黄色い彼岸花ショウキズイセンが一つも咲いていません。



ようやく数本花芽が出てきました。高温が関係しているのでしょうかこんなことは初めてです。












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