令和2年春彼岸会法要を勤めました
令和2年3月21日(土曜日)
彼岸会法要を執り行いました。
御承知のようにコロナウイルスが流行しています。
2月にお彼岸の案内状を作るときはこんなに大層になるとは思っていませんでした。
3月に案内を渡す時に法要はするのですかと聞かれて、誰も来なくても住職だけでも行いますと答えました。
法要の中止には抵抗がありました。
しかし感染拡大のニュースを見る度に檀家さんに電話して中止しようか大いに悩みました。
当寺は檀家数も少なく例年でも本堂は疎らですし、
案内を渡す時に今回は欠席しますと言われることもあり、人と人の間の空間は確保できると思いました。
結局、窓を開けて換気を良くする、
入り口に消毒液を置く、マスクをして頂く等、対策をして行うことにしました。
ともかく今日ご先祖様や亡きお方の御回向が出来ました。お詣りのお方も思いのほか多く来て頂きました。
他のお寺も中止や僧侶だけの法要、例年通りなど悩んでおられるようです。
この事態が早く終息して皆様が安心してお参りして頂けるよう心より祈念申し上げます。