令和3年9月24日十八回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。
令和3年9月24日(金曜日)十八回目の新型コロナウイルス感染症終息の祈願法要を勤めました。
今は感染者数が落ち着いてきたようですが、早くも第6波の話が出ています。
寒くなると感染の条件が揃うそうです。
ワクチンは感染や重症化の防止に役立っているのでしょうが完璧ではないそうです。
コロナ治療薬もまだ時間が掛かりそうです。
結局まだマスク、手洗い、うがいです。
ところで先日9月21日は十五夜(中秋の名月)です。
十五夜で思い出されるのは、住職の祖父(先々代住職)が十五夜にススキと子芋の煮たものを廊下に供えて木魚を打ってお月様を熱心に拝んでいた光景です。
昭和30年前後だと思います。
住職が学生のころは月に拝んで何になるのかと思っていましたが、年を取ると世の中が平和であるようにという思いを月に祈るという行為が尊く素晴らしいことだと思うようになりました。
人間には出来ることと出来ないことがあります。私にはコロナを防いだり治療する力がありません。
しかし世界中で何方かが薬やワクチンを開発し、また昼夜感染者を治療する医療従事者がおられます。
その方たちに感謝をし、僧として仏様にコロナ終息を祈っています。
感謝の気持ちと希望を捨ててはなりません。