令和2年10月25日十夜会法要を勤めました。
令和2年10月25日(日曜日)
十夜会法要を勤めました。
お十夜という名は十日十夜お念仏を称えるところからきていますが、今は一日で行う寺院が多いです。
今年はコロナが流行っています。8月のお盆の法要は寺方だけで行い、檀家様のお参りは御遠慮頂くことになりました。
夏はコロナの感染者が増えている状況なので御遠慮頂きましたが、今は比較的コロナが落ち着いていますので、
「来られる方はお参り下さい、コロナが心配なお方は家に居て下さい。」という形で行いました。
お参りのお方はマスクをして来て下さい。入り口には消毒液を置きます。座席の間は空けます。寒いですが換気のため窓を空けます。
一応対応はしているのですがこれで良いのか分かりません。
恒例の数珠繰りは接触感染を防ぐため今回は行いません。
しかし双盤を打って百万遍念仏を称えて皆様の身体健康と合わせてコロナ感染症の終息を祈願しました。
百万遍念仏は昔、京に疫病が流行った時、念仏を称えついに百万遍に達した時に疫病が治まったことに始まります。
コロナが流行っている今回なおさら心を込めて念仏を称えさせていただきました。
法要が終わって他力についてお話させて頂きました。科学が発達してもまだ人間の力の及ばないところがある。
努力してもなお及ばない部分にについて神仏にお願いをする、それが他力ということ。
決して努力をせずに他の力を当てにすることではない。
ともかく十夜会法要を無事勤めさせて頂きました。